Rain City(レインシティ)【レビュー】
今回は、Rain City(レインシティ)をプレイした感想を書いていきたいと思います。
基本情報
機種 Switch / PS4
価格 820円(税込)
ジャンル アドベンチャー
発売日 2019年6月27日 / 2019年7月11日
メーカー 株式会社ORENDA
プレイヤー数 1人
CERO A
公式サイト https://orenda.co.jp/works/raincity/
どんなゲーム?
主人公の猫が、工場に取材に行ったまま連絡が取れなくなった妹を探しに、雨の振り続ける街Rain City(レインシティ)へやってきます。
街の住人と会話したり、願い事を聞いたりしながら街を探索し、パズルや仕掛けを解くことで物語を進めることができます。
絵本のようなかわいらしいグラフィックや個性豊かな住人たちが特徴的です。
良かったところ
多種多様な仕掛けやパズル
仕掛けやパズルには様々な種類があり、プレイヤーを飽きさせません。
例えば、部品を枠の中にピッタリはめ込むパズルやクレーンゲームのような仕掛けもあります。中にはやや難しいものもあるので、手に入れたアイテムを有効に活用して、仕掛けが解けた時の快感は格別です。
その他にも、探索の途中でシューティングやリズムゲーム等のミニゲームも遊ぶことができます。
絵本のような世界観
この作品に登場するのは動物たちで、人間は出てきません。
キャラデザインはとてもかわいらしく、街や建造物も含めまるで動かせる絵本のような世界観に浸ることができます。
登場するキャラクターは個性豊かな住人ばかりなので、ついつい話しかけられる住人全員に話しかけてしまいまうくらい愛らしいです。
気になったところ
謎解きのヒントがない
多種多様な仕掛けやパズルが楽しい一方、ヒント機能がないので、自力で解く必要があります。
中には、手に入れた2つのアイテムを組み合わせて新しいアイテムを作ったり、なかなか思いつかないような仕掛けがあるので、こういったジャンルが苦手な方は詰まりやすいかと思います。
作品自体はストーリー含めとても面白いので、謎解きが苦手な人でも自力で解くことができるように、ヒント機能があるともっと良かったと思いました。
まとめ
クリアまで7時間程度と全体的なボリュームもちょうど良く、他のゲームの合間に進めると良い気分転換になりました。820円というお手頃な値段ながら、後半になるとストーリーも意外な展開になってきてとても楽しめました。
謎解きが少々難しい箇所があるものの、その分、解けた時は達成感を味わうことができます。
脱出ゲームやパズルゲームが好きな方には特におすすめの作品なので、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。