Gorogoa(ゴロゴア) 【レビュー】
今回は、Gorogoa(ゴロゴア)をプレイした感想を書いていきたいと思います!
私がプレイしたのはNintendo Switch版です。
基本情報
機種: PS4/Switch/Xbox One/Steam/Android/iOS
価格: PS4/Switch 1,500円
Steam 1,520円
ジャンル: パズルゲーム
初リリース日: 2017年12月14日
プレイ人数: 1人
CERO: A
どんなゲーム?
一見すると関係のないバラバラの4枚の絵を、拡大したり、縮小したり、切り離したり、繋げたりしながらストーリーを進めていくパズルゲームです。
ゲーム開始時に登場するこの男の子を上手く導いて、5色の果実をボウルに集めながらストーリーを進めていきます。
最初はバラバラな内容の絵を、配置を変えたり、拡大・縮小することによって、繋げることができます。
絵を繋げると動きが加わったり、男の子を導いたりでき、ストーリーが進みます。
操作は、ボタン・タッチパネルどちらでも操作可能です。
良かったところ
見ているだけで楽しい芸術的な絵
手描きで描かれていて、どれも繊細で凝った絵になっています。
とても芸術的で、まるで美術館に行ったかのような気分を味わえます。
操作が簡単で、説明がなくても直感的にプレイできる
チュートリアルはなく、パネルの動かし方はプレイ開始時にアニメーションで表示されるのみです。
しかし、詳しい説明がなくても、直感的に拡大・縮小したり、絵を分割させたり繋げたりすることができ、難しい操作はありません。
斬新なパズルシステム
この作品は、絵を動かしてストーリーを進めていくという、今までにない斬新なパズルゲームです。
操作自体はとても簡単ですが、パズルの仕組みはとても精巧に作られています。
プレイヤーは、難しいことはあまり考えず、気の赴くままに絵を動かしているうちに、思わぬ部分が他の絵に繋がる感動を味わうことができるでしょう。
今まで気にも止めなかった部分が、繋がると歯車になって動き出したり、何気ないオブジェを拡大すると絵が描いてあってその中に入れたりと、思わず感心してしまうこと間違いなしです。
気になったところ
ボリュームが少なめ
大体、3時間程度でクリアできてしまいます。普段からパズルゲームをやり慣れている人なら2時間もあれば余裕かもしれません。
どのチャプターもとても凝っているので、値段相応の価値はありますが、とても面白かったので、欲をいえばあとチャプター2つ分くらいやりたかったです。
とはいえ、クリア後には、2012年に作られたオリジナルデモ版がプレイできます。
大筋は本編と同じですが、所々デモ版でしかプレイできない内容もあるので新鮮な気持ちで楽しめます。
まとめ
さすが、数々の賞を受賞しているだけあって、とても完成度が高いです。
ゲームなのに、まるで1つのアート作品を自分で動かしているような気分になります。
独特な世界観ですが、文字や台詞はないぶん、自分で色々考察しながらのプレイは想像力を掻き立てられ、クリアで得た知識でまた2週目を始めたくなるくらい面白いです。
普段パズルゲームをあまりやらない方も楽しめると思うので、ぜひ1度プレイしてみてはいかがでしょうか。
ボタン操作もできますが、タッチ操作の方がやりやすいので、値段も手頃なAndroid版かiOS版を購入するのもいいかもしれません。